金・原油・ダウ・日経のナンピン幅について

1671 WTI原油価格連動型上場投信を衝動買いするという記事を書いてから

「原油 ナンピン」だとか「1671 ナンピン」などで検索してこのブログに来る方が増えてきました。

みんな考えることは同じですね。

私の場合はその後のちょい上昇ですぐに利確しちゃいました。

原油の先行きをファンダメンタルで予測できるほど知識もないですし、

ナンピン前提で投資するにも検証が進んでいないため今は静観しています。

また病気が再発すれば衝動買いするかもしれません。

さて今回はそんな悩める原油ナンピン派の皆様へ向けて(?)

FX以外の銘柄をナンピンした場合について検証結果を報告したいと思います。

内容はシリーズ10回目となる「ナンピン幅はどういう基準で行うべきなのか」です。

ナンピンを行う時にどういった基準を採用すべきかについて6種類を比較しました。

参考記事

USDJPYの検証(ランダムEntry、高値安値が平均単価上回ればExit)

AUDJPY、EURUSD、USDJPYの検証(LS交互にEntry、終値が平均単価上回ればExit)

対象銘柄はXAUUSD、WTI原油先物、ダウ先物、日経225先物、あとおまけでUSDZARです。

XAUUSDとは$建ての金レートです。

WTI原油先物とダウ先物は$建て、日経225先物は円建ての数値を使用しました。

分析対象は日足です。データ元はStooqになります。

対象期間:2005/03/01~2015/03/01

エントリーはランダムに行い、高値安値が含み損を解消できる位置になればリセットとします。

エントリーは毎回同じロットです。

2015/03/01時点でポジションを抱えている場合はそこでExitしたと仮定して計算します。

最大ポジション数マイナス1が最大ナンピン回数となります。

スプレッドはGMOクリック証券やXMなどの数値を3倍程度拡大させて

XAUUSD:1$

WTI原油先物:0.1$

ダウ先物:5$

日経225先物:10円

USDZAR:0.033

としました。

エントリーがランダムなので毎回結果が違います。

そのため本来であれば複数回検証すべきですがそれは前回やりましたので今回は1発撮りです。

結局どこまでいってもカーブフィッティングの可能性は排除できないため妥協します。

見るべきポイントは「ナンピン幅と最大ナンピン回数の関係がどれだけ滑らかか」です。

縦軸が最大ポジション数(=最大ナンピン回数+1)、横軸が各パラメータになります。

【XAUUSD】

XAUUSD ナンピン幅の比較

【WTI原油先物】

WTI原油先物 ナンピン幅の比較

【ダウ先物】

ダウ先物 ナンピン幅の比較

【日経225先物】

日経225先物 ナンピン幅の比較

【USDZAR】

USDZAR ナンピン幅の比較

なんだかどれでもいいような気がしてきました(笑)

これまでの記事では期間基準、ATR基準、エントリー×○○%基準が比較的良さそうとお話しました、今回調べた銘柄においても概ねそういった傾向にあるとは思います。

しかし、今回の分析では固定pipsもそこそこ機能するように見えます。

この結果は通貨の交換レートであるFXと現物資産の特性の違いによるものなのかもしれません。

もしかしたらナンピン戦略はアセットクラスで手法を変えるべきなのかもしれませんし、

値動きの本質についてもっと深く考えるべきなのかもしれません。

ここにきて深みにはまりそうな予感がしてきました。

次回は時系列を日足でなくもっと短くした場合について検証したいと思います。

書評
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